2025年6月度_杭州登山会活動報告
皆さん、杭州登山会です!6月20日(金)の夜から2泊2日で山東省泰安市泰山へ登山をして来ました。ここは始皇帝や多くの皇帝が即位の儀式を行った道教の聖地であり、現在では世界遺産にも登録されている有名な山でもあります。簡単ですが活動報告をさせて頂きます。
(以下)
今回は夜行列車を利用した宿泊登山です。参加者は金曜の仕事終わりに杭州南駅へ集合しました。駅は以前と異なり杭州東駅と同様に綺麗に整備された駅になっていました。20時に出発し、翌日の8時に泰山駅に着く予定です。列車の寝台は硬い3段ベッドと柔らかい2段ベッドの2種類があり、値段は1.5倍ぐらいの差があります。私は硬い3段ベッドを選びました。同乗者は比較的若い人が多いように感じました。車内は22時ぐらいで消灯し、暫くは喋り声が聞こえましたが比較的どこでも寝れる私はすぐに寝てしまいました。翌朝は6時ぐらいに目が覚め、車内で朝ごはんを食べて予定通りに泰山駅へ到着しました。駅からはタクシーを分乗してメイン登山口ではなく、東御道の登山口へ向かいました。天気は快晴で絶好の登山日和です。
景区の入口で入場料を払い、セキュリティーチェックをしてから入山します。世界遺産という事もあってかライター等の発火物は持ち込み禁止でした。
こちらの登山道は小川沿いに巨石が点在する緑豊かな路線でした。
蝉の声が聞こえ、緑の下の登山道は思ったほど暑くなく、整備された階段を歩きます。

休憩をしながら約2時間程度で標高差500m程登り、尾根を越えて少し下山するとロープウェイ乗り場に着きました。ここでメインの路線と合流しました。この中天門までは麓からバスで来る事もできるようでした。登山客も一気に増えてレストランもあり、私達もここで昼食を取りました。食事休憩後はいよいよ南天門を目指します。
↓中天門から30分ぐらい登ると、山頂近くの南天門が見えます。階段地獄www

南天門までは各自のペースで休憩しながら、ひたすら階段を上ります。標高差500m程度を約2時間掛けて上りました。南天門直下は斜度が70°近くあり、手すりを持たないと登れないほど急でした。やっと到着した南天門でバラバラになったメンバーの到着を待ち、合流してから、山頂近くのホテルへ向かいました。実はこの南天門からホテルへ向かう標高差100m程が最後の難関でした。皆、南天門までで体力を使い果たし、ミネラル不足で吊りそうな足を引きずってなんとかホテルへ到着しましたT_T
ホテルは山頂にある割には綺麗で快適でした。夕食を食べた後は翌日の御来光を見る為に早めに就寝します。
翌朝は4時にホテルを出て御来光を見るスポットへ向かいました。初日以上に2日目の天気は快晴で最高の御来光を見る事が出来ました。

一度、ホテルへ戻って朝食を食べてから、泰山の山頂、玉皇頂へ向かいます。山頂からは360°の絶景が見えました。
↓5元札にも描かれている『五岳独尊』と今回参加者全員で記念撮影

山頂の絶景を楽しんだ後は山頂直下のロープウェイ駅へ向かいます。山頂から中天門まではロープウェイで下り、残りの半分、麓までひたすら階段を下ります。途中、足を引きずって階段を下りる人を何人も見かけました。2時間ほどで標高差600m程を下り、お昼前に登山口まで下りる事ができました。
下山後は岱廟という皇帝が泰山へ登る前後で祭祀をした場所を見学し、美味しい山東料理とビールを飲んでから、高鉄で帰路につきました。
今回登山データ(1日目のみ)
登山開始10:00、登山終了16:30
移動時間 6.5時間(休憩・昼食時間含む)
移動距離 7.5km
総上昇1,213m(最低海抜386m最高海抜1,507m)
来月は貸切バスでの日帰り登山を計画しています。
皆さんも一緒に自然を感じ、登山を通して日中交流をしませんか?まずは連絡してみて下さい。
杭州登山会の連絡先
代表:游庭華(日本語で大丈夫です)
メール:yuuteika@outlook.jp
Wechat:18368160606
以上
杭州登山会_増田Zen