2025年10月度_杭州登山会活動報告

皆さん、杭州登山会です!10月18日(土)に温州市百丈漈へ登山してきました。ここには三つの大滝があり、内1つは単体の滝としては中国最大の落差207mという大滝でした!簡単ですが活動報告をさせて頂きます。
(以下)
今回は高鉄での日帰り登山です。杭州からの参加者は杭州東駅で集合します。当日の杭州天気は小雨で風も強く不安の中での出発となりました。上海から参加された方も含め、高鉄で温州南駅へ向かいます。車窓から見えた銭塘江は厚い雨雲に覆われていました。杭州東駅から温州南駅までは約2時間、直線距離で南へ約300kmです。途中、何個ものトンネルを通りますが、あるトンネルを過ぎると、突然、天気は晴天となりました!温州南駅で上海からの参加者と集合し、そこからはチャーターした貸切バスで約1.5時間、百丈漈風景区へ向かいます。現地到着は11:30頃でしたのでまずは予約していたレストランで昼食を食べました。
地元の温州料理でしたが、素朴で日本人も食べやすい味付けでした。登山前なのでビールは我慢(笑)

景区北口から入園料を払って、登山を開始します、といっても今回路線はほぼ下山する路線です。起点の展望台からは垂直に落ちる岩壁と滝から落ちたであろう水が川となって流れていました。コースの最初はひたすら階段を下ります。周囲は垂直な岩壁で途中途中にある展望箇所からは壮大なV字の渓谷が見渡せます。
↓今回参加者は14人、参加された中国人は皆、日本語が上手!日本人の中国語は・・・

30分ほど階段を下りて渓谷の底部近くに着くと、3つある滝の一つ目、高さ百丈の大滝です。水しぶきが虹になって綺麗です。圧巻の高さ、水量です。

滝つぼの正面は200mの高さから落ちた水のエネルギーが風となって、水しぶきを嵐のように舞い上げていました。少しの時間でしたが、写真を撮っていると全身が濡れてしまいました。景区の入口でカッパを売っている理由が良く分かりました。

↓晴天をバックにマイナスイオン?をシャワーのように全身で浴びる事が出来ました

そこから階段を少し上り、下りすると2つ目の深さ100丈の大滝です。ここでは滝の裏を歩く事ができました。でもやはりここでも水浴びは避けられず、最後は走って抜けました。

そして最後の3つ目は幅100丈の大滝です。ここからは3つの滝を一緒に見る事が出来ました。川岸の間にワイヤーが張ってあり、中国映画のワイヤーアクションさながらの体験ができるようでした。

3つの大滝を見た後は川に沿って下流へ向かって歩きました。川沿いには遥か昔に渓谷の上流から落ちたであろう大岩の間を歩いて景区南口へ向かいました。景区南口からは景区内のバスに乗って北口に戻ります。バスからは大きなダム湖が見えました。後から調べて分かったのですが、ダム湖が建設されてから、滝の水が枯れてしまったそうですが、2013年に滝への取水工事が完成して50年以上ぶりに大滝が再現したとの事でした。

景区北口からは乗って来た貸切バスで温州南駅へ、高鉄で19時頃に杭州東駅に戻って今回登山は滝の水では濡れましたが、雨には濡れずに無事完了しました。

今回登山データ

登山開始12:00、登山終了15:00

移動時間 3.0時間(休憩時間含む)

移動距離 4km

累計下降405m(最高海抜632m、最低海抜282m)

来月は杭州市内近場での日帰り登山を計画しています。

皆さんも一緒に自然を感じ、登山を通して日中交流をしませんか?まずは連絡してみて下さい。

杭州登山会の連絡先

代表:游庭華(日本語で大丈夫です)

メール:yuuteika@outlook.jp

Wechat:18368160606

以上