2025年9月度_杭州登山会活動報告
皆さん、杭州登山会です!9月13日(土)から1泊2日で安徽省天柱山へ登山をして来ました。ここは安徽省の三大名山(黄山、九華山、天柱山)の一つに数えられる山で、安徽省の別名である「皖」を冠し皖山とも呼ばれています。簡単ですが活動報告をさせて頂きます。
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今回は今年2回目の高鉄を利用した宿泊登山です。参加者15名は各自それぞれの出発地から高鉄に乗り、10時40分に安徽省西側にある潜山駅に集合しました。天気は二日とも雨予報、新幹線の移動の途中でも雨が降っており、悪天候の不安もありながらのスタートとなりました。潜山駅からは手配したバスでロープウェイ駅に移動し、龍潭河ロープウェイで中腹まで上ります。現地は曇り空、ロープウェイが登っていくと霧の中に突入し、見渡す限り真っ白となり前後左右が分からなくなりましたが、やがて霧の上に出て、青空も見えました。ほっとしながら登山活動を開始しました。

天柱山のコースは東関と西関に分かれており、今回は初日が東関、二日目が西関という日程です。東関は20年ほど封鎖されていましたが今年から解放されたコースで、歩道や階段も良く整備されており快適に歩くことができました。迎えた最初の難関は天獅峰の頂上、急な登り階段を経て狭い頂上へ。風が強かったですが、360度見渡せる景色は絶景でした。大天門は大岩に挟まれた細い道。途中の覆盆峰で記念撮影。

回音台というところでは谷向こうに崖岩が正対していて、こだまを楽しむことができました。大声で日頃のうっ憤を晴らしているメンバーもいましたよ(笑)。人造湖の錬丹湖まで下り、ここで一休みした後にホテルに向かいます。途中少し雨がぱらつきましたが、天候が良かったことに感謝。ホテル(天柱山庄)では全員で安徽省料理に舌鼓を打ちました。
翌朝は10名が5時に集合して、ご来光を見に行きました。天気が心配されましたが月やオリオン座も見えており、期待が高まります。ご来光見るのに絶好な場所に到着し、朝焼けなどを堪能しましたが、西側に雲が厚かったようでご来光を見ることはできず。でも雄大な雲海や刻々と変化する朝焼けを堪能できました。

朝食を食べて西関登山に出発です。岩場や、岩の間をどんどん上ります。象鼻石、皖公石、飛来峰などをへて天柱峰に到着。二日目最大の見どころです。天柱峰をバックにした記念撮影では、霧の状態の変化が早く、写真の準備をしているうちに天柱峰が霧に隠れてしまうなどのハプニングも。

その後は青龍背を経て、奇岩を見ながらの急な下り階段の連続で、各メンバーは膝を心配しながら降りていきます。初日と同様、錬丹湖まで下り、そこからは平たんな森の山道を歩き、大龍窩ロープウェイで下山です。

バスで観光センターまで移動して、全員で天柱料理を堪能。そこから高鉄の潜山駅まで再びバス移動しましたが、移動開始直後に大雨が降り、あらためて今回の登山の幸運さを実感しました。潜山駅から杭州西駅まで3時間、高鉄移動でしたが、皆さん眠っていたようです。杭州に戻ると大雨が迎えてくれました。最後に雨に濡れてしまったメンバーもいましたが、天候にも恵まれ、大自然を満喫し、無事に登山を楽しむことができました。
今回登山データ(二日間合計)
移動時間 8.5時間(休憩・昼食時間含む、ご来光時は除く)
移動距離 14km
最高海抜 1,424m 飛来峰
10月は日帰り登山を計画しています。
皆さんも一緒に自然を感じ、登山を通して日中交流をしませんか?まずは連絡してみて下さい。
杭州登山会の連絡先
代表:游庭華(日本語で大丈夫です)
メール:yuuteika@outlook.jp
Wechat:18368160606
以上
杭州登山会_高田淳