7月の杭州日本人学校2

音読劇

 「うんとこしょ、どっこいしょ」大きな声に誘われて、ぱんだ組に入ると、1年生が「大きなかぶ」の音読劇を発表していました。実に上手で、息もぴったりです。また別の日には、2年生が、ぱんだ組に「スイミー」のお話を劇にして紹介していました。これも堂々とした声と上手な演技で、「マグロが面白かった」「手の動きもあってよかった」などの感想の声が聞かれました。学習の手本がしっかりと受け継がれています。

七夕集会

 7月の初旬、本校では、日本の伝統行事の一つとして七夕集会を開催しました。杭州っ子班で七夕飾りを作りました。作り方を調べたり教え合ったりしてたくさんの飾りを作りました。そして本番は、放送委員会の企画運営のもと、「天の川をとびこえろ」や「天の川列車」などのふれあいゲームがあり、その後、みんなで願い事やかざりを笹に飾りました。ぱんだ組による歌を聞くことで、日本の夏を感じることができました。笹の葉に飾った、みんなの願いや思いがきっと届くと思います。

大学生との交流学習

 中国の大学生がボランティアで交流学習に来てくれました。一緒に昔の遊びをしたり、下沙の歴史を紹介してもらったり、児童生徒が調べた日本文化や中国文化についてアドバイスをしてもらったりするなど、たくさんの活動に協力していただきました。子どもたちは、一段とやる気を高めて、学習に参加していました。浙江工商大学のご来校くださった皆様、大変お世話になりました。おかげで、実りの多い4日間になりました。

保健室・図書ボランティア

 本校は、養護教諭が不在のため、保護者の中からボランティアで曜日によって保健室に常駐していただいています。子どもたちは、これで、安心して学習に取り組むことができます。終日のボランティアのため、大変ですし、責任も大きいと思います。また、図書ボランティアの方々に、新しく購入した図書の入力やカバー付け、整理を7月に入って取り組んでいただきました。今年の作業量は予想以上に多く、臨時にプラスで半日集まってくださいました。これで、新しい本が早く、子どもたちの手に届きます。

 ボランティアの皆様のおかげで、教育活動がより充実していきます。本当にありがとうございます。

以上

杭州日本人学校