サッカー同好会2024年 6月度

22の国と地域から26チームが参加したミニワールドカップ(フットサル)杭州大会に出場し、決勝トーナメントに進出しました(2024年6月8日(土))。

杭州蹴球兄妹は6月8日(土)に杭州滨江で開催された「ミニワールドカップ(フットサル)杭州大会」に出場しました。この大会は世界22の国と地域から26チームが参加しました。各グループリーグの上位チームが決勝トーナメントに進出し「世界杯」獲得を目指します。我らが杭州蹴球兄妹は日本代表として、日本代表と同じ「トレーニングウェア」と「青」と「白」のユニフォームを準備して(淘宝ですが)、「青チーム」と「白チーム」の2チームを登録して大会に挑みました。

大会当日の天気は晴れ、気温も上昇し蒸し暑い1日となりましたが、各国代表チームとも熱戦が

繰り広げられ、時にはアフリカ勢の国同士の試合では乱闘寸前になるまで白熱した試合もありました。さて、我らが日本代表チームですが、「日本・青チーム」はグループリーグで強豪の①セルビア(赤1)と、②セルビア(赤2)、そして古豪の③アイルランド(緑2)との同居でした。アイルランドには勝利したものの、セルビアの2チームには共に1点差での惜敗となり、グループリーグ突破はできませんでした。(ちなみにこのセルビア(赤2)は今大会の優勝チームです)

そして「日本・白チーム」は、圧倒的なフィジカルとアジリティーを有する①カメルーン、古豪の②アイルランド(緑1)、そして最近A代表もめきめきと力をつけてきている③インドネシアとの同居でした。こちらは幸先良く、初戦のアイルランド(緑1)には太田選手のハットトリックで完勝、第2戦のインドネシアには先制点も奪われるも逆転勝利しました。尚、この時点で決勝トーナメント進出は決定しいたことや、日本は2チーム出場したことで1チームあたりの人数が少なかったこともあり疲労が蓄積していた為、第3戦のカメルーン戦は計画的に体力を温存することとして、そして決勝トーナメント1回戦(ベスト16)のブラジル戦に集中しました。

決勝トーメント1回戦は杭州蹴球兄妹の歴史に残る激闘となりました。我々日本チームは2チームで出場しましたが、ブラジル代表は1チームのみの出場で正に必勝を期すチーム構成でサッカー王国の名誉をかけての本気の本気です。グループリーグも3戦全勝圧勝で余裕の1位通過です。

あの1996年のアトランタ五輪での日本代表対ブラジル代表の試合、後世に「マイアミの奇跡」と称されたような「杭州の奇跡」を起こそうと、盛り上がりの中にも程よい緊張感と集中力で挑みました。試合は開始早々からブラジル代表の圧倒的なテクニック、フィジカルに押し込まれる展開が続きましたが、前半5分に数少ないチャンスから中島選手が左足を一閃、今大会ベストゴールキーパーに選出されたキーパーから見事ゴールを決め先制点を奪いました。しかしながら先制点を奪われたブラジル代表は目が覚めたかのように一気にギアを上げ、さらに猛攻を仕掛けてきました。日本チームは全員で身体を張って守り、雨あられの如く打たれてくる強烈なシュートはSGGK(スーパーグレートゴールキーパー)神谷選手が、あの川口能活を彷彿とさせるスーパーセーブを連発してゴールラインを割らせず、一方、前線では太田選手がブラジル代表にも負けないフィジカルを活かして満身創痍となりながらも魂のボールキープをして数少ないチャンスを生み出す、そしてベンチの選手も一体となって気持ちをフィールドに送り、1点を返されたものの同点のままその後の20分間をなんとか耐え忍びましたが、残り5分で遂に逆転され、さらに終了間際に追加点を奪われてしまい、ベスト8、準々決勝進出は叶いませんでした。A代表でもベスト8進出、新しい景色を見る事ができていませんが我々も出来ませんでした。しかしながらその差はそれほど大きくなく、きっと近い将来、A代表も杭州蹴球兄妹もベスト8、準々決勝進出を果たすことができると確信しています。

さて、決勝トーナメントの行方についてご紹介します。ブラジルはベスト8、準々決勝にも勝利して、ベスト4、準決勝でアメリカと対戦し同点の末、PK戦で敗れましたが最終的に3位になりました。そして決勝戦は日本(青)に勝ったセルビア(赤2)対アメリカとなり、セルビア(赤2)が勝利して優勝しました。我々に激闘の末に勝ったブラジルやセルビアが優勝、3位と上位を占めました。我々もあとほんの少しの差なのではないかと前向きに考えています。

当日は優勝カップの準備、審判団も手配され、4つのコートでの同時試合進行や、なにより多国籍の皆様方との交流は素晴らしく、熱気に包まれました。まさに世界とのサッカー交流による世界平和の姿形が見えたと思います。大会を運営していただきました関係者の皆様、各地域、各国のチームの皆様、そして蒸し暑い中、応援に来ていただきました皆様方に改めて感謝を申し上げます。

試合結果(詳細):

日本(青)チーム グループリーグの結果

第1戦 日本(青) 0 対 1 セルビア(赤1)

第2戦 日本(青) 1  対  2  セルビア(赤2) 得点者:住吉

第3戦 日本(青) 4 対 2 アイルランド(緑2) 得点者:臼井・千葉原・中川・呉屋

成績:1勝2敗 勝点3 グループリーグ3位で敗退

日本(白)チーム グループリーグの結果

第1戦 日本(白) 3 対 0 アイルランド(緑1) 得点者:太田×3

第2戦 日本(白) 3 対 1  インドネシア 得点者:太田×2、水本

第3戦 日本(白) 0  対 7  カメルーン

成績:2勝1敗 勝点6 グループリーグ2位で決勝トーナメント進出

日本(白)チーム 決勝トーナメントの結果

1回戦 日本(白) 1  対 3  ブラジル 得点者:中島

尚、日本チーム内得点王は太田選手の5点です。

<大会の様子(写真)>

↑グループリーグと決勝トーナメン表

↑杭州蹴球兄妹 全体集合写真(日本代表のトレーニングウェアで統一)

<開会式>

↑国歌(君が代)が流れる中での選手入場
↑開会式でのチーム写真
↑ブラジル代表(3位チーム)
↑セルビア代表(優勝チーム)
↑アイルランド代表
↑ウスベキスタン代表
↑イングランド代表
↑スペイン代表
↑中央アフリカ代表
↑ペルー代表
↑ロシア代表のメンバーと写真撮影
↑アルゼンチン代表のメンバーと写真撮影

<日本チームの戦い>

↑日本(青)チーム
↑日本(白)チーム
↑日本(青)対セルビア(赤1)のグループリーグ第1戦
↑住吉選手(右)
↑日本(青)対セルビア(赤2)のグループリーグ第2戦
↑呉屋選手(右)
↑日本(青)対アイルランド(緑2)のグループリーグ第3戦 
↑臼井選手(右)
↑日本(白)対アイルランド(緑1)のグループリーグ初戦 
↑宮島主将(右)
↑日本(白)対インドネシアのグループリーグ第2戦
↑宮島主将(右)
↑日本(白)対カメルーンのグループリーグ第3戦
↑SGGK神谷選手(左)
↑日本(白)対ブラジルの決勝トーナメント1回戦
↑宮島主将(右)
↑ブラジル戦で先制点を決めた中島選手(背番号15番)
↑チーム内得点王の太田選手

<其の他・試合の様子等>

↑アフリカ勢同士の対戦では乱闘寸前
↑校長先生が応援に来てくれました
↑圧倒的なスピードと上手さを兼ね備えた中川選手
↑大柄の選手にも臆せずにボール奪取
↑身体を張ってゴールを死守する田村選手
↑チーム内で唯一フィジカルが互角な呉屋選手
↑千葉原(53歳、頑張っているつもりです)
↑中盤のダイナモ、無限の運動量の臼井選手
↑太田選手(チーム内得点王)
↑中島選手(ブラジルからゴールをゲット)
↑神谷選手(SGGK・スーパーグレートゴールキーパー)
↑全体をコントロールする宮島主将
↑試合会場の雰囲気

↑とにかく祝勝会です!。ブラジルとのガチンコ勝負の後の生ビールは最高に美味しかったです。

(ご案内)

私達は毎週日曜日、杭州市内のグラウンドでサッカー活動を行っています。メンバーは年齢20代から60代、初心者から元プロ選手に現役のプロサッカーチームのコーチ、そして女性プレイヤーも活躍する個性豊かなメンバーの集まりです。皆さん、是非ご一緒に楽しくサッカーをして気持ち良く過ごしませんか?。チームのスローガンは「生涯現役、共に汗をかこう」です。80億もの人々が暮らすこの地球上でサッカーを通してこの杭州で出会うことは決して偶然ではなく必然であり、皆さんとの「ご縁」だと思います。年齢、性別、国籍、経験の有無は問いません。ご家族でお子様とのご参加も大丈夫です!。興味のある方はいつでもどこでもお気軽にご連絡下さい。皆さんからのご連絡を心待ちにしております。

(活動内容)

毎週日曜日 9:00〜11;00(基本)練習、試合の場所は状況により変更となります。

(問い合わせ先)

宮島(主将)微信ID(添付QRコード)(表示名:宮島)

千葉原(広報)微信ID:(添付QRコード)(表示名:皇帝陛下)

2024年06月10日 杭州蹴球兄妹 千葉原雄一

以上