9月の杭州日本人学校①

心に残る修学旅行

6年生と8年生が修学旅行に行ってきました。今まで、自分たちで計画を立て、先生達やJTB、保護者の方々にも相談しながら準備をしてきた修学旅行です。本当に待ちに待った旅行になったことと思います。高鉄の駅や空港に帰ってきた際の、一人ひとりのことばの中からも、学びが深く、大きく成長したことが分かります。また、中には、残り数日で本校を離れる子どももおり、最後の思い出深い素敵な時間になったことと思います。今回は、初の試みとして、6年生と8年生それぞれが、行先や旅程を決め、別々の旅行先に行くことが叶いました。6年生は北京へ、8年生は内モンゴルへ行き、その学年に合った学習に取り組みました。保護者の皆様のご理解ご協力により実現した今年度の旅行です。子どもたちから、感謝の言葉がたくさん聞かれました。

お金づくり

ある日の午後、ぱんだ組教室がとても静かでした。教室には誰もいないのかと思うほどです。そうっと戸を開けると、いつもと同じメンバーが椅子に座って、はさみを使って何か切っていました。よく見ると、お金が印刷されている画用紙を切っています。みんな大金持ちです。大切なお金をつくっているからかもしれませんが、みんなとても真剣で、集中していて、誰一人声を出さない様子に感心しました。4月の頃と比べて、大きく成長している9月。小さな園児が頑張っていると、それより上の学年も頑張らずにはいられません。今、学校全体が、いい雰囲気で学習を進めています。

自由参観日

8月のことですが、夏休み明けの3日間が、自由参観日でした。その期間、夏休み中に挑戦した作品の数々が、所狭しと各学年の廊下に飾られ、たくさんのお客さんを待っているようでした。それに合わせて、子どもたちと保護者の方々が一緒に楽しめるような学習を取り入れて、メリハリのある教育活動が展開されました。見にいらっしゃった保護者の方々も日に日に増えていき、3日目には、最高の数となりました。中でも、この3月に卒業した高校生が挨拶に来たのですが、中学部の子どもたちといっしょに2時間も授業を受けて帰っていきました。こんな卒業生は他の学校のどこにもいないと思いますし、本校にこんな生徒がいたことを誇りに思います。素敵な参観期間となりました。

以上

杭州日本人学校